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ツール・ド・フランス 第16ステージ ガリビエ峠の巻

いよいよ山岳ステージの最難関ガリビエ峠。
スタートからいきなり2645m上るって、バカ?
まあ、海抜0mからのスタートではないけど。
コースの断面図見ただけで、笑いそうなほどすごい。
そこを下ったら、また超級の上り。
このコース考えた人は、かなりのSだわ。

ここで抜け出したのがラスムッセン。
去年と同じ展開だ。
山岳で抜け出して、ポイントを全部取って、そのままゴールした。
それで山岳賞を取った。
でも、去年は最後の個人タイムトライアルで悲劇が。
総合でも3位につけてたのだが、TTは苦手。
それでも、なんとかがんばろうとしてたのだが、落車。
自転車を替えて走り出したのだが、セッティングが悪くて、また落車。
もう一回、コースアウトして落車。
あとの二人にも抜かれるという悲惨なTTとなった。
よっぽど走るのやめたかっただろうけど、リタイアしたら山岳賞もなくなってしまう。
見てて本当に気の毒だった。
今年はそんなことがないようにがんばってね。
しかし、このラスムーさん、細すぎて即身仏のように見えるんですけど…。
即身仏の写真はこちら

そんなラスムーより、もっと悲惨なことになったのは、マイヨジョーヌを着ていたランディスが突然のブレーキ。
ハンガーノックになったのか、全然前に進まない。
ライバルがアタックしたのに、ついていけなかった。
暑さでやられたのか?
どうにかチームメートに引っ張られてゴールしたけど、トップから8分遅れてしまった。
いくらTTが得意とはいえ、それで8分差をつけて勝つことは不可能。
これは、もうだめかもわからんね。
by ilprincipe | 2006-07-20 20:02