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『聖なる黒夜』

1週間ほどブログの更新しなくてすみません。
べつに病気でもなく、珍しく読書してたからなんです。
TL仲間にすすめられた『聖なる黒夜』という本を読みだしたら止まらなくなって…。
本の紹介が「美しい男娼あがりのやくざ」なんですよ。
それだけでもう誰かさんみたいじゃないですか。
『イントゥ・ザ・サン』のクロダさんのような。
ヤクザの幹部が殺されて、その捜査をする刑事麻生龍太郎。
これがもう『シリウスの道』の辰村さんみたいで。
もうあの二人で脳内変換してしまった。
『聖なる黒夜』_b0039840_241560.jpg殺されたヤクザの愛人だった男山内練。
殺人事件を追う麻生の前に現れたのは10年前麻生が逮捕した男だった。
あの気弱なインテリ青年に何があったというのか。
落ちるところまで落ちて、ヤクザに拾われて、そこで天才的な才能を発揮。
そこに新たな殺人事件も絡んで…。
麻生の先輩刑事及川との過去やら、世の中ホモだらけって感じ。
ついに麻生までが…。

まあ、いろいろあったんですね。
分厚い文庫本2冊をあっという間に読んでしまいました。
周りでは麻生さんにハマる人が続出。
けど、私は練にハマっちゃった。







だってね、高校の時に好きだった男に似てたから。
天然の茶髪で女顔。
そいつは身長178あったけど。(練は175ぐらいか)
腰が細くて、足は長かった。
なんか、すごい思い出しちゃった。
彼も今は立派なおっさんだろうけど。

それと練が口ずさんでたのが、パティ・スミスの「Because the night」というのが、ズギューンでした。
by ilprincipe | 2011-07-12 21:26 | 読書