2011年 07月 12日
『聖なる黒夜』
べつに病気でもなく、珍しく読書してたからなんです。
TL仲間にすすめられた『聖なる黒夜』という本を読みだしたら止まらなくなって…。
本の紹介が「美しい男娼あがりのやくざ」なんですよ。
それだけでもう誰かさんみたいじゃないですか。
『イントゥ・ザ・サン』のクロダさんのような。
ヤクザの幹部が殺されて、その捜査をする刑事麻生龍太郎。
これがもう『シリウスの道』の辰村さんみたいで。
もうあの二人で脳内変換してしまった。
殺されたヤクザの愛人だった男山内練。
殺人事件を追う麻生の前に現れたのは10年前麻生が逮捕した男だった。
あの気弱なインテリ青年に何があったというのか。
落ちるところまで落ちて、ヤクザに拾われて、そこで天才的な才能を発揮。
そこに新たな殺人事件も絡んで…。
麻生の先輩刑事及川との過去やら、世の中ホモだらけって感じ。
ついに麻生までが…。
まあ、いろいろあったんですね。
分厚い文庫本2冊をあっという間に読んでしまいました。
周りでは麻生さんにハマる人が続出。
けど、私は練にハマっちゃった。
だってね、高校の時に好きだった男に似てたから。
天然の茶髪で女顔。
そいつは身長178あったけど。(練は175ぐらいか)
腰が細くて、足は長かった。
なんか、すごい思い出しちゃった。
彼も今は立派なおっさんだろうけど。
それと練が口ずさんでたのが、パティ・スミスの「Because the night」というのが、ズギューンでした。