人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自転車世界選手権

自転車にも世界選手権がある。
これは毎年行われていて、国別の対抗戦。
優勝すると虹色のユニフォームが着れる。
ラルカンシェルというんだけど、これをとった選手は不幸になることが多いので一部では「呪いのジャージ」と呼ばれている。
で、今年のスペインのマドリッドで行われ、スプリンター向けのコースらしい。
ということで、ペタッキは去年から「ツールには出ずに世界選手権を狙う」と準備に余念がなかった。
直前のブエルタでも絶好調で最終日は世界選と同じゴールのマドリッドで優勝したので、これはかなりの確率で優勝ではと思われていた。
ライバルのマキュアンやボーネンは調子がいまいちみたいだったし。

日本ではテレビの生中継なんかないので、ネットの文字実況とイタリアのラジオで様子を聞いていた。
イタリアのラジオはサッカー中継の合間に自転車が入るという感じだった。
やっぱり、ベッティーニが引いてるよ。
去年のオリンピックでも優勝したし、世界選手権でも「あわゆくば…」と狙ってるに違いない。
ペタッキのアシストなんか絶対しないと思う。
それが、残り5キロになってもペタッキが出てこない。
マキュアンの名前もない。
結局、勝ったのはボーネンだった。
春のパリ~ルーベも勝ったし、欲しいレースは全部獲っちゃったみたい。
世界選の前は「ペタッキはオレに負けるのが怖くて、一緒のレースに出ないんだろ」とか「ブエルタはほんのウォーミング・アップだよ」と大口叩いてたのに。
(そういうとこも好きだけどさ)
自転車世界選手権_b0039840_15542100.jpg

写真は、表彰台でうれし泣きするボーネン。(かわいいじゃないか)
でも、彼が「呪いのジャージ」に勝てるとは思わないな。
来年が心配だ。
やっぱり、ここはマキュアンに勝ってほしかった。
奴なら「呪い」もはね返しそうだから。
by ilprincipe | 2005-09-25 23:43