『背徳のマリア』 綺月陣

b0039840_23555161.jpgかわいさんの新刊がおもしろくなかったので、オクで仕入れたBLを読んだ。
綺月陣さんの『背徳のマリア』。
前に『龍と竜』というヤクザものを読んで、わりとおもしろかったので、リンク作というこれを読んでみた。
しかし、全然作風が違った。
真面目な医療ものだった。
真面目すぎて、暴走する二人の医者の話。
ちょっと気持ち悪いほど。
同僚の外科医早坂圭介を思うあまり、佐伯彰は失踪し、姿を変えて女となって現れる。
それって、もうBLじゃないじゃん。
この作品が書かれたのはBLという言葉ができる前だけど。
JUNEっぽい。けど、JUNEでもこんなのなかったよ。
男と女の××なんて、BL読者は読みたくないのよ。(腐ってるから)

下巻の方は、優秀な外科医黒崎が弟に自分と弟の子どもを産ませようというこれまた狂った話。
この作者、大丈夫か?
屈折した愛の果てに…。
って、いきつくとこ決まってるけど。
従来のBLとは全然違う問題作でした。
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by ilprincipe | 2012-09-09 22:54 | 読書